先進技術とこれからの畜産Ⅵ ~COI-NEXT次世代和牛生産システム構築拠点~
COI-NEXT 投稿日:2025年05月21日
敷島ファームが幹事機関として参画する、北海道大学が主導の「COI-NEXT 次世代和牛生産システム構築拠点」についてご紹介します。
「COI-NEXT」とは国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が推進する「共創の場形成支援プログラム」になります。
「共創の場支援プログラム」は、大学等が中心となって未来のありたい社会像(拠点ビジョン)を策定し、その実現に向けた研究開発を推進するとともに、プロジェクト終了後も、持続的に成果を創出する自立した産学官共創拠点の形成を目指す産学連携プログラムです。
JSTの既存の拠点形成型プログラムの1つである、センター・オブ・イノベーション(COI)プログラムがコンセプトとして掲げる「ビジョン主導・バックキャスト型研究開発」を基軸とした制度設計を行ったことから、本プログラムの愛称を「COI-NEXT」としています。(引用:JST)
敷島ファームが参画する「COI-NEXT【地域共創分野】次世代和牛生産システム構築拠点」では、
『スマート放牧管理でZ世代が導く革新的な地域社会の実現』として、以下の4つの研究課題が進められています。
①代謝プログラミング
②肉質・アニマルウェルフェア向上
③牛肉マーケティング
④AIを活用した放牧飼養管理システムの開発
次世代和牛生産システム構築拠点参画メンバー(機関自治体敬称略)
代表機関:北海道大学
プロジェクトリーダー:北海道大学北方生物圏フィールド科学センター 後藤 貴文教授
幹事自治体:白老町
幹事機関:株式会社敷島ファーム
参画機関:慶応義塾大学、九州大学、帯広畜産大学、鹿児島大学、大樹町、株式会社神戸デジタル・ラボ、ファームエイジ株式会社、株式会社三菱UFJ銀行
「次世代和牛生産システム構築拠点」は、新しい生物科学概念「代謝プログラミング」による放牧肥育の産肉性と肉質の向上や、宇宙技術を利用した「放牧管理」、Z世代の農業者が未来に希望をもち産業として世界と戦えるような畜産業を構造改革などにより、食料生産を基盤とした人が集まる地域社会とその発展、地域資源と共生した放牧技術の構築を目指します。


「COI-NEXT次世代和牛生産システム構築拠点」の活動やイベント情報は拠点公式HPをご覧ください。
https://www.fsc.hokudai.ac.jp/COI-NEXT/#top






